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地下室ブログ

板橋にある地下スペース「アートスタジオDungeon」で開催する展覧会やイベントの情報を発信します。

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「竹輪乃木乃伊」(宴会篇)

儀式が済んだら宴会です。


還暦のお祝いも兼ねておりますので、旧知の間柄である小伝馬町の「ルーニィ 247ファインアーツ」の篠原俊之さんと、写真家の大塚勉さんから、心温まるご祝辞を賜りました。
篠原さんは5年前のご開帳にも唯一人、正装で列席してくれたのでした。





乾杯のお酒は慣例に従い、長野は佐久の「寒竹」。
肴はもちろん、おでんと竹輪。




宴もたけなわになったところで、後藤さんが解説しながら写真作品を展示していく余興のパフォーマンスがありました。
このあたりになると、後藤さんも大分きこしめしており、おかげで滅多に聞けない貴重なお話を伺うことができました。
後藤さんの教え子さんたちもよく働いてくれました。


霊験あらたかな竹輪大明神のお札に、今回もたくさんのご寄進を頂きました。


お供物もいっぱい頂戴致しました。
心より御礼申し上げます。


(※は小川周佑さんの撮影です)



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「竹輪乃木乃伊」(儀式篇)

これもお竹輪様の霊験か、前日からの激しい雨は午前中でぴたりと止み、絶好のセレモニー日和となりました。



この日、二つの儀式が行われました。
5年ぶりに御神体をお披露目する開闢式と、その露払いとなるオープニングセレモニー。

まずオープニングセレモニーは、地下室の上階にあるアパートのベランダで行われ、それを拝観者は建物の向かいの釣り堀公園から見物することに。






還暦にふさわしい赤い法被を着た後藤さんが2階の窓から姿を現し、「最低15分は持たせてください」というこちらの無茶な要求に応えるべく、鉦と幟旗とカメラという小道具を駆使して渾身のパフォーマンスを披露してくれました。



でも公園の管理人さんや釣り人たちはあまり興味のないご様子。


こちらは伝説を目撃した物好きな方々。(後藤さん撮影)



続いて開闢式。
拝観者は地下室で固定カメラの映像を通して、ご開帳の盛儀を見守ります。

※※
※※

地下室の金庫に5年間納められていた(という設定の)お竹輪様のミイラを取り出して、粛々と2階のアパートの一室に設えられた拝殿に移し、典儀は無事完了。

※※
皆さん拝殿へお参りに行きます。


※※
生活臭漂う四畳半の和室に壮麗な祭壇。
この聖と俗の表裏一体感。
30年の歳月を閲したお竹輪様のミイラは、より一層迫力と尊さを増しておりました。



最終日には結願式が行われ、御神体は再び金庫に納められました。

5年後となる次のご開帳について尋ねられると、後藤さんは聞こえないふりをしたり、言葉を濁したりしていました。


(※は小川周佑さんの撮影、※※は関根正幸さんの撮影です)



後藤元洋「竹輪乃木乃伊」御開帳 2018

早いものであれから五年
また御開帳の年が巡って参りました。

御神体であらせられる竹輪様のミイラは五年に一度しか公開されません。
そして風薫る五月三日、写真家の後藤元洋さんにより、再び地下室にて神聖なる御開帳の盛儀が執り行われます。
後藤さんが還暦を迎える今年は、格別趣向を凝らしております。
この日、拝観者は釣り堀公園から伝説を目撃することになるでしょう。


盛儀を行う後藤さん(2013年)


日程を簡単にご説明しますと、
初日は後藤さんのパフォーマンスと還暦祝いも兼ねた大宴会。
パフォーマンスでは地下室史上初となる趣向を考えており、これは必見です。
宴会も五年前に鏡割りまでやってしまいましたが、還暦のお祝いなので、さらに盛大にやりたいと思っております。
その後の三日間は、御神体の竹輪様を公開するとともに、後藤さんのお仕事を回顧する展示も予定しております。
最終日には、御神体を納めるパフォーマンス、結願式を行います。

詳細は後藤さんのtwitter(@chikuwa5103)をご覧下さい。




  後藤元洋
「竹輪乃木乃伊」御開帳



御開帳日時
【5月3日(木祝)】
14:00 開場
14:30 オープニングセレモニー
16:30 御開帳開闢式(パフォーマンス)
17:30 御開帳開闢大宴会

【5月4日、5日(祝)】
14:00~19:00 御開帳日

【5月6日】
14:00 開場
18:00 御開帳結願式


拝観/式典 無料




後藤元洋 goto motohiro
Website
blog
twitter/竹輪太郎左衛門
@chikuwa5103





動画公開

大雑把ではありますが、出演者全員の演奏を一通りご覧ください。
13分ほどです。







『 Concrete 』

物を叩く。こする。声帯を震わせる。
すると物理的に音が発生するわけですが、それで面白い音が出るのならば、なんでも使うし、なんでもやる。おそらくそう考えているのが今回のイベントに出演してくれた方々です。

いわゆるノイズ音楽にも、エレクトロニクスやPCを取り込みながら培ってきた短からぬ歴史があり、皆さんその蓄積を消化した上で、さらに創意工夫を加え、それぞれユニークなスタイルを作り上げています。
ここではコンピュータもギターもドラム缶も鉄筋も等価であり、清々しさすら感じるほどに奔放不覊。

二日間浴びるほど拝聴させてもらって、度肝を抜かれるとともに、いろんな人がいるもんだなあ、と素朴な感慨をおぼえました。これもバリエーションとバランスを考慮した當間さんのプログラムに因るところが大きいと思われ、とても刺激を受けました。

それにしても、これだけやってご近所からまったく苦情のでなかったのがすごい。



◾️小川直人
モジュラーシンセとボイスによるシンプルなスタイル。
ボイスパフォーマンスはハードコアなのに、ひたすらぼやき続けるMCが魅力的でした。



◾️neinen × P.R.D
インダストリアルの王道みたいなドラム缶やグラインダーの実演までしてくれて感無量。



◾️pot-pourri
オーソドックスなバンドスタイルですが、地下室にドラムのフルセットが入ったのは初めてかもしれません。



◾️PUNSUCA
能書きは必要ありません。文句なく楽しかったです。



◾️當間健一郎
當間さんのソロで初日を締めました。



◾️gloptin
爆音度とインパクトでは今回一番。狂気を感じました。



◾️miura motomu
モジュラーシンセと同期したレーザー照明が格好いい、洗練されたミニマリズム。



◾️北大路翼 × 神尾良憲
このコンビは6年前の「SM俳句」以来。
北大路さんが来るや板橋が瞬時に歌舞伎町になってしまいます。



◾️physis
最近の當間さんのたぶんメインのユニット。



◾️MDMA
咲良あぽろさん、小田将大さん、それに當間さんという気心知れたメンバーで大トリを務めました。





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