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地下室ブログ

板橋にある地下スペース「アートスタジオDungeon」で開催する展覧会やイベントの情報を発信します。

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ながさわ合唱団「これからのことばたちへ」ご報告

「ながさわ合唱団」を主宰している詩人の永澤康太さんは、非常な好青年でありますが、ある意味とても野蛮な人です。
歌うことの可能性を、既成の考えにとらわれず一から自分なりに追求し、大胆なまでに未踏の領域へ踏み込んでいきます。
技術的な洗練ということにあまり関心がないため、一見したところユルくて生硬未熟に感じられるかもしれませんが、その活動は独自の境地に達した比類のないものだと思います。
メンバーもそんな永澤さんの温厚篤実にして蛮勇さを兼ねそなえた人柄に惹かれて参加されているのがよくわかります。

8年の活動歴を持つ「ながさわ合唱団」には、一説には200曲のレパートリーがあるとも言われており、この公演では定番の曲に加え、メンバーがそれぞれ新曲を持ち寄りました。
なかでもとりわけ興味深かったのは、関口文子さんの「石のおまつり」という曲。
本番までメンバーはそれがどんな曲か知らされておらず、ステージで初めて教わって歌うという趣向になっていました。
合唱団の曲には楽譜がありません。なので、関口さんから歌詞を渡され、口伝てにメロディを聞いて、その場で習得することになります。フレーズを何度も繰り返し、曖昧なところは他のメンバーの意見も取り入れつつ曲が仕上げられていき、最終的にはお客さんも一緒になって歌いました。
そのプロセスは、きっといつもこうやって練習しているのだろうと思わせ、「ながさわ合唱団」の肝の部分を垣間見たような気がしました。


左からカニエ・ナハさん、関口文子さん、山田亮太さん、永澤康太さん

今回はゲストとして「円盤に乗る派」を率いる演出家のカゲヤマ気象台さんが参加。
あえて普段あまり使うことのない映像で関わってほしいと、永澤さんから依頼されたとのことで、カゲヤマさんは合唱団の練習風景などを撮影して20分ほどにまとめ、幕間に上映しました。その映像作品は、手軽に編集されたようでそのじつ周到な味つけがほどこされ、見事に合唱団のエッセンスを汲みとっていました。
また上映中、カゲヤマさんはほのかな甘みのするモロッコのお茶をお客さんにふるまってくれました。


ゲストのカゲヤマ気象台さん(左)も数曲参加



この公演を、永澤さんは第1期の締めくくりと位置づけているそうです。
最後の曲では、これまですべてアカペラだった合唱に、初めて打ち込みの伴奏がつけられました。
今後どうなっていくのか、展開が楽しみです。



(写真は関根正幸さん)

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