蟻鱒鳶ルのコーナーは、部屋自体を蟻鱒鳶ルに見立てて、関根さんの写真を鑑賞できるようになっています。
置いてある単管パイプも鉄筋も土嚢もすべて岡さんの現場からお借りしてきました。
展示しているのは、写真ばかりではありません。
現在、蟻鱒鳶ル3階の壁の一角が庚申塔の図像で飾られています。
関根さんの写真を元に岡さんが線彫りしたもので、そのコンクリを打つのに使った型枠をそのまま地下室へ持ってきて展示しています。
桃の木の枝を手にした愛らしい猿のまわりを雄鶏と雌鳥が取り巻く図柄は、まるで楽園のようです。
埼玉県鴻巣市箕田にある庚申塔とのことで、本展覧会のフライヤーにも使われました。
岡さんのブログに関連記事がありますので、ご一読ください。
蟻鱒鳶ル型枠選手権 昨日の作業岡さんは11月に金沢21世紀美術館で開催される建築の展覧会に参加されるそうです。
関根さんの写真が活用されることがあるかも知れません。
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