現在、関根さんは足繁く地下室のある板橋へ通い、展示のために写真の整理に勤しんでいます。
関根さんは最近でこそデジタルカメラも使うようになりましたが、専らフィルムなので作業が大変です。年代や撮影場所を特定するにもいちいちネガの山を漁らなければなりません。
作業に立ち会いながら、今更のようにその量の膨大さに目眩をおぼえます。
これはなにか大変なことだと思わせるに足るものがあり、そのアーカイブとしての価値は、おそらく10年後20年後にはさらに増していくでしょう。
数千枚にも及ぶ記録写真に目を通しながら、いったいこれらのうち、どれほどを見せることができるだろうかと頭を悩ませています。
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