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地下室ブログ

板橋にある地下スペース「アートスタジオDungeon」で開催する展覧会やイベントの情報を発信します。

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「地下室の手記」おかげさまで無事終了

悪天候に見舞われて、どうなることかと危ぶまれた根暗ノミコンノーヴァのイベントも、終わってみれば案ずる必要もない盛況ぶりでした。

2日間の上演作に順不同で簡単にコメントしますと、

まずは「つまらない映画を見る会」。
石井輝男の怪作『異常性愛記録 ハレンチ』を抜粋上映。
嬉々として解説するたかださんは、このイベントを通して一番輝いていたような気がします。

2日目のオープニングはG.K.Masayukiさん。
ぬいぐるみを使った10分ほどの演目ながら、つかみとしては充分以上。



カシミールナポレオンのKさんは脱力系の極み。
現在は遠方に在住という相方のhakuさんと、壁に投影された映像で共演。
ゆるいといえども、よく練られていることが窺われ、さりげなく放たれる小ネタの数々はどれも無駄なく笑いの的を射抜いていました。



薄暗がりのなか、下手の階段より降りてきた片山真理さんは、子供の頃から好きだったという絵本を朗読。
そして、ギターの伴奏にのせてビートルズやレオン・ラッセルを透明な声で歌い、イベントに静謐さの漂う異質な時間を作り上げておりました。




根暗ノミコンノーヴァは出演者の病欠により、初日は中止となりましたが、2日目は代役に東京デさんを迎えて無事上演。そのため已むなく台本に手を入れたところもあったようで、本来の形での再演を期待します。
ひびやんさんはさすがに数々の企画をしてきただけあって、芝居の勘所を心得ていると感心しました。




東京ディスティニーランドさんは、黒澤映画の脚本家として名高い橋本忍の監督作『幻の湖』へのオマージュというか、インスパイアされたというか、ほぼ丸パクリした作品を前編後編に分けて上演。これがまた実に東京デさん的な破天荒な物語。
当然のことながら、各日ともに与えられた30分の時間を遥かに超過したあげく、舞台袖で見物していたたかださんは勢い余った東京デさんにボコられてて災難でした。



手伝ってくれたスタッフの方々の手際がよく、こちらも安心して観客として楽しませてもらいましたが、今回のイベントにおける陰の功労者は、音響担当のふな蔵さんであろうかと思われます。
演者のオーダーに積極的に応えてくれたのみならず、難があった地下室の音響面の問題を能うかぎり解消し、そのポテンシャルを最大限に引き出しくれました。

ふな蔵さん、なにかのときはまたよろしくお願いします!



炊き出し担当のひびやんさんが振る舞ってくれた饂飩も雪の寒さを忘れさせてくれました。



チラシのイラストを描いた三武あきおさんによる似顔絵コーナー。
絶妙なまでの似てなさ加減でした。




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