10月の地下室では、「地下フク FASHIOnART 2012」というタイトルが示すとおり、
ファッションとアート、クラフト、建築などとの境界を互いに侵犯するような作家・作品による展覧会を開催します。
以下にフライヤーからの文章を掲載します。
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見知らぬ家にいた。それでもなぜだが自分の家だと分かった。
…地下に下りると、そこは古代ローマ風だった。
地下1Fの床には円形の石の蓋があり、赤くさびた鉄の輪がついていた。
鉄の輪をつかんで石蓋を開けると地下2Fに降りる石段が見えた。
降りていくと原始時代の洞窟で、白骨の人体が2体、横たわっていた。
(地下室のある家)ユング自伝より
FASHIOnART 2012:THE TOKYO UNDERGROUND FASHION EXHIBITIONは、東京・パリ・ロンドンから、ファッション、 アート、クラフト、建築の分野から集めたカッティング・エッジな才能を、地下室のギャラリーで展開する、アンダー グラウンド・ファッション・エキシビジョンです。
商業を目的とした従来の’ EXHIBITION ’ とは異なり、ファッション をそれぞれの分野から再考し、その意味を問うと共に、若い才能の発掘とファッションの未来の可能性の提示を目的としています。ユングの提唱する、‘無意識の地下室’ を象った本展示会は、訪れた人々を、無意識の無限の創造の海へと誘うことでしょう。
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[出品作家]
青木貴志(MACARONIC)/荏原庸公/岡啓輔/小川清仁/中山由都/滝雄亮/伊達一真/鶴千沙子/ドキドキクラブ/真島宏和/MOMOKO SUZUKI/樋口吉徳/夫婦自画自賛(奥山智明・泉)
[会期]
10月7日(日)ー 28日(日)
11:00 ー 18:00 OPEN 土日祝のみ
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