初日は、作品の設営作業もワークショップとして見せるという趣向。
普段は絵を描くことが多く、インスタレーションを制作した経験がほとんどないという6名の高校生たちは、地下室というスペースを相手に最初は悪戦苦闘しているようでしたが、思い通りにいかず苦労している様子を見かねて、こちらが余計な口を出しても、容易には納得せず、決して最後まで妥協しない姿勢には正直感服しました。
こうして完成した作品群は、地下室にこれまでにない趣きを与えてくれています。
そして、新たなアイデアや工夫がさらに加えられ、展示は日々ささやかに変化し続けています。
朴秀太「在日くん一号」
高由京「抑圧と搾取の中で…」
高宝藍「朝鮮学生の立場」
崔誠圭
高利貴「グロウアップ」
金賢司「白と黒」
李英華「圏外」
(撮影・富永剛総)
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