6/3に行われた今井紀彰のワークショップは、「芸術大サーカス」の名に相応しいてんこ盛り状態でした。
これまで今井さんがやってきたワークショップをいくつも体験できるようにしただけでなく、いわば公開実験といったかたちで、新たなワークショップを参加者と一緒に模索するという試みをしてみました。
裸足で地面を歩くときのあの快感を再現できないか、という今井さんの発想から、60キロもの砂や砂利が運び込まれ、地下室はさながら砂場の様相に。砂を入れた盥にみんなで足を突っ込んだり、砂利を混ぜ合わせたりと試行錯誤したあげく、ここに新たなワークショップが生まれました。
今回この実験に参加し、貴重なアドバイスを提供してくれた、近所の朝鮮学校の高校2年生で美術部に所属する朴君によって、そのワークショップは「どこでもビーチ」と命名されました。
誕生したばかりのこの「どこでもビーチ」は、これから改良を重ねていくことと思いますが、ご希望の方には会場で体験してもらうことができます。
また、定番というべき「いろラボ」も地下室に常設されることになりましたので、来場者はどなたでも気軽にご参加いただけます。
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