地下室の入口にたどり着くと、どこかうらぶれてぱっとしない風采の古川さんが玄関先で迎えてくれます。
古川さんは雨が降ろうと日射しが強かろうと会期中は毎日ここでひたすら皆さまのお越しを待っています。
お客さんがやって来ると、にこやかな笑顔で懇切丁寧に作品の鑑賞方法を教えてくれます。
そうして来場者は一人ずつ地下室へと降りていくわけですが、所要時間は人によるものの5分から10分くらいでしょうか。
入口まで来ながらどうしても中へ入るのを尻込みする方がいたりして弱りましたが、とくだん怖いことはありません。
まず口開けに、漫画家の喜国雅彦さんがいらしてくれました。
古川さんの高校の後輩なのだそうです。
https://twitter.com/kunikikuni/status/780934306503942144入口に屯する人たち。
雨がぱらつくと裏庭へ移動します。
秋の虫の声に耳を傾けながら外で過ごすのも乙なものです。
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