本展では、イベントのないときでも、炙り出しやマッピングと称するワークショップが常時行われていました。
来場者に自分のルーツを言葉や絵や写真にしてもらったり、普段抑圧されている感情や欲求を見えないインクで紙に書いてもらい、炙り出しにしたり。
クロージング・イベントとして、この参加者の内なる声が炙り出されたカードを燈籠に仕立てて、水に流しました。
まず、この日が初お披露目の南脱亭ぜんざいと、師匠の南脱亭登鯉小(どっこいしょ)が高座をつとめ、桑原ふみさんが詩を朗読した後に、観客に一つずつ燈籠が手渡されました。
そして各々そこにあぶり出された言葉を読み上げてから、燈籠を水に浮かべ、3週間に渡る展覧会を締めくくりました。
もちろん薫製もやりました。
最後はみんなで水の汲み出し作業。
グループ「is me」の最初の展覧会となる「Who am I」は、なにかと不備はあったものの、夏らしくて、気持のいい程したい放題やってくれました。
さっそく次回のアイデアがあれこれ飛び出し、地下室のオーナーを震えおののかせておりました。
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