最終日の27日にはトークイベントがありました。
作家4人が集合し、今回のグループ展の経緯やコンセプトを述べたあと、各自作品の前で一通り解説してくれました。
美術館などではわりと定番ですが、あらたまって作家から直接お話を伺い、やりとりするというのはいいものですね。
陶芸家のフジタヨウコさんは、新潟県村上市のご自宅に窯を作ったとのことで、その制作の過程や初窯の様子をスライド写真で見せてくれました。
田島鉄也さんは作品にも引用している萩原朔太郎の詩『遺伝』を朗読してくれました。
上からフジタヨウコさん、田島鉄也さん、大和由佳さん、外山文彦さん。
イベントのあとは宴です。
フジタさん持参の村上の地酒「〆張鶴」と、新潟の郷土料理「ノッペ汁」を美味しく頂きました。
こんな小品なども展示しておりました。
グループ展はたびたびやっておりますが、4人展というのは初めてのような気がします。
地下室の広さからいって5人以上でやったほうがいいと思っておりましたが、それぞれの作品を余裕を持って展示でき、またじっくり鑑賞できる感じがあって、案外落ち着きのよい人数かもしれません。
また、9月に開催した香川県在住の古川守一さんに続き、遠方で活動しているアーティストをお招きし、展示してもらうというのは頗る面白さがあって、今後も機会があればやっていきたいと思っております。
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