忍者ブログ
Home > 記事一覧

地下室ブログ

板橋にある地下スペース「アートスタジオDungeon」で開催する展覧会やイベントの情報を発信します。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

伊達一真「大きな木の下で」

21日の地下フク展関連イベントでは、樋口さんのドレーピングだけではなく、出品者のひとりで染色家の伊達一真さんによる立体紙芝居の実演もありました。

この紙芝居は、伊達さんがオランダのアートスクールに在学中、「10枚のパネルを用いてストーリーを作れ」という課題に応えて制作したものだということです。

飛び出す絵本のような造形のアイデアはすばらしく、素材に用いた紙の醸す雰囲気と、素朴でありながら生態系や環境についての洞察を含んだ物語とが相俟って、伊達さん独特の世界を作り上げています。

PR

ドレーピング実演

先日21日に行われたパタンナーの樋口吉徳さんによる立体裁断(ドレーピング)のデモンストレーション。

会場は20名以上の観客で埋められ、Ustream配信の視聴数も100を超えるなど、関心の高さのほどが窺える盛況ぶりでした。

今回はパフォーマンス性を盛り込む狙いもあり、ふだんの作業とは違ってボディではなく生身のモデルさんを使い、樋口さんは学生が課題で描いたデザイン画の中から、初見で一枚選ぶと、ぶっつけ本番でドレーピングにのぞみました。

その手際のよさばかりでなく、デフォルメされて描かれた平面のデザインが、目の前で実際にモノとして立ち上がっていくプロセスは、門外漢から見てもドラマティックとすらいえるほどで、2時間近くにわたり、まったく飽きさせることがなかったのは見事というほかありませんでした。

このときの模様は下記で記録映像をご覧になれます。
http://www.ustream.tv/channel/地下フクfashionart2012





「ひぐちよしのりのドレーピングデモンストレーション」 Ust 配信

10月21日(日)に開催される地下フク展の関連イベント「ひぐちよしのりのドレーピングデモンストレーション」 をUstream配信します。

下記URLにて15時から開始予定です。
http://www.ustream.tv/channel/地下フクfashionart2012

服作りの世界で、デザイン画の2次元を3次元にするパタンナーの技術、立体裁断(ドレーピング) 。普段見る事の出来ない、人体の上でのドレーピングに挑戦。

会場に来られない方も、定評ある樋口さんの技術をご覧になれる貴重な機会です。 どうぞ、お見逃しなく。

「ドキドキクラブの上映会」



「人間持ちベル」
「ばばん」
「お手軽遊び“怒り”」
「エロ本からエロを打ち消す」

不可思議なタイトルのショートフィルムが一本、また1本と上映されるに従い、次第に作家の思考が露になっていく。
B級シュール・レアリズム、不条理フィルム、モンティ・パイソン的ブラックユーモア、様々な言葉が浮かぶものの、彼の作家性にピタリと当てはまる形容が見つからない。

彼の創作は高校生時代まで遡る。日常生活の中での道行く人々に対し、いかに面白い言葉を『発想』できるかを同級生と競い合うゲームに熱中したという。それ以来、電車の中でも、渋谷のスクランブル交差点でも、街中の看板を見ても、エロ本を見ても『発想』せずにはいられない性癖は続いているようだ。

「“当たり前”を疑い、いかに面白い『発想』をするか、それによって人に楽しんでもらいたい。」
彼は今日この瞬間も(あるいは夢の中でさえも)何かを『発想』しているに違いない。既成概念の打破というものに異常なほどの悦びを感じながら。

(写真・文 戸野倉あゆみ)

「地下フク」 イベント情報

先週から始まった「地下フク」展、まず地下室へと通じる階段を降りると、1920年代あたりを彷彿とさせるシックな衣装をまとった男女2体のボディが出迎えてくれます。



そのまま奥へと進めば、工芸的完成度をもったシャツや、ジェンダーの垣根を軽妙にまたぎ越す遊び心にあふれたデザインの服、焼け焦げて朽ちていくばかりのジャケットを身にまとった人形など、衣服への多様なアプローチを試みた作品に加え、彩り豊かに染められた布を手間ひまかけてパッチワークしたユーモラスなオブジェや、写真、映像などによって、服飾にとどまらないバラエティに富んだ構成となっています。



会期中は、さまざまな関連企画も予定しております。

「ドキドキクラブの上映会」
作家からの一言。
『みんなの笑顔が大好物』
日時 10月14日(日) 15:00 - 16:30
定員30名 申し込み不要

「ひぐちよしのりのドレーピングデモンストレーション」
服作りの世界で、デザイン画の2次元を3次元にするパタンナーの技術、立体裁断(ドレーピング) 。普段見る事の出来ない、人体の上でのドレーピングに挑戦。
日時 10月21日(日) 15:00 -
定員30名 申し込み不要

「伊達一真の立体紙芝居」
シンプルな構造とストーリーでありながら、記憶に留まるこの作品は様々な事を想起させます 。
日時 10月21日(日) 15:00 -
定員30名 申し込み不要


また、21日は18時より、ささやかなレセプションパーティーを行います。
いずれも入場料無料、申込み不要ですので、ぜひ、お誘い合わせの上、どなたでも気軽にご参加ください。


カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

フリーエリア

最新コメント

プロフィール

HN:
junken
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

忍者アナライズ